ディップ成形の専業メーカーとして長年の実績(昭和34年創業)をもつ当社は、ディップ成形に必要なさまざまな設備を保有し、それを活用できる経験豊富な技術者が在籍しています。
お客様のご要望に応じて、小さなものから大きなものまで、試作品(1個口)から量産品まで、各種の特性をもった製品の成形が可能です。
設備
成形品のサイズやロット数に幅広く対応できるディップ成形機を複数台保有しており、丸キャップの場合、φ1mm×H10mmの極小サイズから、φ550mm×H300mmの特大サイズまで対応が可能です。
ディップ成形機
保有している成形機の種類とサイズは次の通りです。
種類 | サイズ | 台数 |
---|---|---|
手動成形機 | W 1100 × D 600 × H 300 | 1台 |
手動成形機 | W 600 × D 500 × H 250 | 2台 |
手動成形機 | W 450 × D 500 × H 200 | 1台 |
自動成形機 | W 800 × D 700 × H 200 | 1台 |
その他の設備
種類 | 用途 | 台数 |
---|---|---|
脱泡器 | 軟質樹脂の脱気、除湿に利用 | 1台 |
大型乾燥炉 | 大型サイズのディップ加工に利用 | 1台 |
加工技術・品質管理
当社の加工技術、品質管理のポイントは次の通りです。
- 製品の製造はすべて自社内で実施
- 加工治具も社内で作成(旋盤、ボール盤、溶接機、ベンダーなどを保有)
- 簡易な金型修正も社内で対応し納期短縮を実現
- 製品毎に管理シートを作成して成形条件を管理し安定した品質を実現
(材料の配合、材料温度、室温、ディップ時間、加熱温度など) - 出荷前に複数回の検査を実施して不良品の混入を排除
ノウハウ・技術研究
過去の様々な成形実績をいかして、製品の使用環境・条件にあわせた適切な材料や形状のご提案が可能です。
次のような調査研究を実施した成果も活用することができます。
- 平成30年9月 全国土木学会 「防食シートのつなぎ目における形状検討」発表
- 平成29年9月 全国土木学会 「樹脂の透明度定量方法に関する検討」発表
- 平成28年9月 全国土木学会 「透明型防錆キャップの耐久性に関する研究」発表
- 平成27年9月 全国土木学会 「防食シートの適用性に関する検討」発表
- 平成27年9月 全国土木学会 「防錆キャップの劣化評価方法に関する研究」発表
- 平成27年5月 土木学会関東支部 「透明型防錆キャップの耐候性に関する調査」発表
- 平成24年9月 全国土木学会 「鋼構造物ボルト部防錆対策」発表