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ディップ成形とは

ディップ成形とは、金型や芯金を軟質樹脂(ペースト状のプラスチック素材です)に浸して周りに樹脂被膜をつくり、それを加熱冷却して固形化し樹脂製品にする方法です。
チーズフォンデュを想像して頂くとわかりやすく、金型や芯金がパン、軟質樹脂がチーズという具合です。
ディップ(DIP)とは浸すという意味で、軟質樹脂に浸して作ることからこの名前がついています。

キャップ製品とコーティング製品

ディップ成形で作る製品は、キャップ製品(ディップモールディング)とコーティング製品(ディップコーティング)にわけられます。

キャップ製品(ディップモールディング)

金型から離型(脱皮するイメージです!)した樹脂製品です。
金型の外郭に沿った外側の形状の製品となり、使用する樹脂の種類により、色、厚さ、弾力性などが異なる製品を作ることができます。

コーティング製品(ディップコーティング)

各種金属、陶磁器、ガラス製品などに樹脂被膜をコーティングした製品です。
目的に合わせて洋服を着るように、色、厚さ、目的ごと(使用用途)の異なる樹脂をコーティングすることができます。
これにより、サビの防止(防錆効果)、感電の防止(絶縁効果)、ケガの防止(安全性)、キズ・打痕の防止(緩衝効果、クッション性)などを付与することができます。

用途

ディップ成形で作られた製品は、つぎのような用途で使われています。

キャップ製品(ディップモールディング)

・ネジなどの防錆用・緩衝用キャップ(ボルトカバー、ナットカバーなど)
・電線・光ファイバーケーブルの端末用絶縁キャップ
・ パイプ端末やコーナー部分の緩衝用カバー
・各種製品の突起部分(凸部分)の保護カバー
・パイプや開口部分をもつ製品用の防塵カバー
・塗装やメッキ用のマスキング用キャップ

コーティング製品(ディップコーティング)

・ペンチ、プライヤー、ニッパなどの工具
・Uボルト、ハーネス、各種フック、各種クリップなど部材
・ワニグチクリップ、各種端子などの電気関連部材
・バルブレバー、ハンドルレバーなどの工場・プラント設備関連部材
・健康器具、各種機器、手押しカートなどの持ち手部分
・試験管、ビーカーなどのガラス製品、その他

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